明るいナショナル

先日、いつものように朝5時に寺の周りを掃除していたら、杖をついた男性に声を掛けられた。

「はい、この寺のものですけれど・・・」 私は朝勤時の太鼓のクレームかな?っと思ったが、違った。

「私、このマンションなんですけれど、切れた蛍光灯の電球を変えて欲しいんです」

ああ、なるほど足が悪くて一人暮らし。 ウチの檀家さんでもよくあるパターン。

さっそくその方の部屋へ伺って、蛍光灯を取り替えたがやはり点かない。 ???

グロー球だと思ったが「それは何ですか?」と知らないようだったので、寺に取りに戻って対処したら明るくなった。

御礼にと千円札を差し出され、私は「要らない」とだいぶん断ったが、あまりにしつこく言われる。

ココは受け取っておいた方が、その方の気分が落ち着くだろうと判断し、頂戴することにした。

女房が「チコウさんのお小遣いにしといたら?」と言ったが、それでは私の気分が落ち着かない。 

こういう時、すぐに喜捨できる賽銭箱が、身近にあるのは便利だなっと思った。

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マープ増毛法

お寺の周りに植えている玉龍が、犬のオシッコにより所々枯れてしまった。

飼い主のマナーとして常識だと思うので、本当はやりたくなかったが、しかたなく注意書きの看板を立てた。

先日、補充の玉龍の苗をホームセンターで買ってきて、女房と枯れた所に植えようとした。

枯れている所や弱っている苗は、根っこから簡単にスポスポと抜ける。

何となく、毛根が弱くなった自分の髪の毛とダブって見える。

新しい苗を植えてフサフサになり、古い場所との区別がつかない程キレイに仕上がったのを見て、おもわず頭を撫でた。

緊張感のある夏休み

一年に1回、お坊さんがまとめて休めるのが、お盆後の8月下旬である。

今年も恒例の家族旅行を計画していて、次男は仕事を休めないが、長男は休みを取って東京から帰ってきた。

さぁ明日から出かけるぞ!と、準備をしていた前日の夕方に、電話が鳴った。

「母が危篤で、お医者さんから今晩か、もって2~3日と言われていますので、ヨロシクお願いします」

ガーン! 一番何も出来ないパターンのお知らせ予告である。

事情を説明し、留守中にもしもの事があると、私が対応出来ない事を承知してもらって恐る恐る旅行に出発した。

結局何事も無く、夏休みは終えて、私が帰ってきてから旅立たれた。

今日その方のお通夜を営みます。 南無妙法蓮華経。 仏さまに合掌。

プロフィール

chikou

Author:chikou
日蓮宗 妙法華院 住職。
HPもご覧ください。
http://www.myohokkein.jp

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