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書を捨てて街へでよう。

寒修行の2日目。私は、遠くから私達を睨みつけているちょっと怪しいおじさんの存在に気がついた。

風貌は昔ながらのドテラ姿。ちょっと危険を感じたが、檀家宅はそのすぐ向こう。急なコース変更も出来ない。

ずっーとこちらを見つめたままなので、すれ違いざまに「うるさい!」と怒鳴られる覚悟を決めて横を通る。

すると寄ってきて何かを差し出した。「違う喜捨だ!」混乱した頭を切り換えて自我偈半巻で年中安泰を願う。

すぐ子供に、こんな時の為に用意していたお札と寺報を入れた配りものを渡たさせる。

帰ってきて皆とお供養を頂きながら、疑った自分を大いに反省したものであった。喜捨は110円だった。

中途半端な金額だが、もしかすると持っていた小銭を全てを下さったのかもしれない。

一夜明けて昨日、私の留守中にどうもその方が、わざわざお寺まで寺報を見て訪ねて来られたと、女房が言う。

そしてアーミー柄のストイックなポチ袋で1000円を御供えして帰ったというではないか。驚き桃の木、菩提の樹。

チヨットだけかもしれないが私にとっては、お題目を結縁できた喜びは計り知れない。 (^_^)/




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Author:chikou
日蓮宗 妙法華院 住職。
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